014「起業したら経営者にご挨拶に行こうプロジェクト」

2008年11月11日

半袖で過ごせるくらい暑い陽気だと思ったら、雨が降って寒かったりとなかなか天気が安定しないですね。
今日から、シンガポールに出張です。
機内で少し時間があったので、前回の続きを書いてみたいと思います。
海外への旅は、大学の時以来で、久々に空の旅を満喫しています。
パスポートの期限も切れていて、仕事の合間の準備は結構大変でしたが、
離陸してから2本も映画を見てしまいました。
ビールがどんどん出てくるのもいいですね♪

さて、事務所となるスペースを手に入れるプロジェクトがわずか一日で終わってしまいました。
2003年8月に話が決まって12月までの間、大改装と大掃除を続けました。
いつかのタイミングで当時の写真を公開したいと思います。

経営方針を話し合う定例会を毎週1回開催していました。
どういうマーケティングをしていくか、どういう方法で商品を提供するのか、
どういうビジネスモデルなのか、経営理念はいったい何なのか、話は尽きませんでした。

会議室というところは、話し合えば話し合うほど、話がどんどん架空のものになっていくので良くないです。
議論がだんだんループするようになってきました。
そこで、実際の会社はどういう利益構造で収入を得ているのか実際に聞いてみるのが早いと結論づけました。

「千葉大生が起業したのでご挨拶をさせていただきたい」

という切り口で、同業社を含めてご挨拶回りを始めました。
最初の何社かのアポイントができたら、後はとんとん拍子でした。
伺った先の社長さんが、会っておいた方がよい社長さんを紹介してくれるのです。
このとき、会社というのは社長同士のネットワークが大事なんだと言うことを学びました。

こうしていろいろな会社を回っているうちに、
会社で余っているものを、下さる社長さんも何社かありました。
もちろん、使い物にならないものも多くあり、お金を払って処分しなくてはいけないこともありました。
処分の費用は、いただいたけど不要な書籍類を古本屋に売って捻出したりしました。
この頂き物の中に、実は、オフィスのイスだとか、机だとか、パソコンだとかがあったのです。
デザイン会社の不要品の中にはデザイン的に優れているものも多く、
頂き物でそろえたにしては、すこしまともなオフィスができあがりました。

当時アルバイトをしていた某プリンタメーカーからは、カラーコピー機を寄贈されたりと、
とんとん拍子に必要なものがそろっていったのです。

応援をしてくださった方々には感謝してもしきれません。
それと同時に、自分たちだけで作り上げていくことよりもよりも「応援してもらう」ということの重要性にも気づきました。
応援してもらうと言うことは、「期待に応える」義務感みたいなものが芽生えます。
この期待に応えたいという気持ちこそが、これまでのTRYWARPを支えてきたのだと思います。
TRYWARPメンバーだけの夢ではなく、もはやTRYWARPが実現したい世界は皆の夢になってたのかもしれません。

2年くらいが過ぎ、応援してくださった社長さんにお礼のご挨拶をする機会が増えてきました。
多くの起業したい若者はすぐにあきらめてしまうにもかかわらず、いまだに続いていることをすごく喜んでくださいました。
不思議なことに、喜んでいただいただけでなく、そんなことならと、今度は仕事まで下さる社長さんまでいらっしゃいました。

これはもうメンバー一同喜ばないわけがありません。
苦しいながらに続けてきて良かったと思う瞬間です。

こうして2年半、海保さんのオフィスでお世話になることになったのでした。

オフィスを貸していただくのに地域通貨を利用したという話を前回しました。
日本円を使わずにどうやって、地域通貨だけで借りていたのかについて、次回は簡単に触れてみます。

※この記事は、6月に執筆しました。
posted by 虎岩雅明 at 10:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | ほんきの起業論
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